
プログラミングを初心者が習得するためには何が必要か
エディタとプログラム言語
プログラムを作るためのエディタ
エディタとは、編集用アプリケーションプログラムの総称で、コンピューターでソースプログラミングや文書ファイルなどを編集するためのものでテキストエディタとも言います。
htmlやCSS、プログラミング言語をコーディング※する際に使用します。
※コーディングとは? プログラミングとの違い
プログラミングはプログラムの設計からテスト・修正・完成の流れになりますが、コーディングは、コンピューターが処理できるように理解できる言葉(プログラミング言語)で記述することを言います。
プログラム言語
コンピューターに解釈できるように作られた人工言語で動作手順、動作方法、動作内容などを適切に指示するために用いられる形式言語を言います。
プログラム言語を利用形態から分類すると「アセンブリ言語」「コンパイラ型言語」「インタープリタ型言語(スクリプト言語)」に分けられる。
アセンブリ言語は、CPUのレベルに近い命令記述がとられることから機械語、低級言語と呼ばれる区分に分類される。
コンパイラ型言語は、変数名や数式など人間が読みやすい表現によって記述し、コンパイラを用いて機械語や中間言語などに変換してプログラムを生成する。
インタープリタ型言語は、実行時にその都度命令の解釈と実行を行うタイプで、コンパイルの過程がないか隠されている形態で、人間に近い表現を用いる高級言語の部類に入ります。
プログラミングで使用される高機能なテキストエディタ
エディタの種類
- Sublime text
- ATOM
- 秀丸
- TeraPad
- Vim
- 試しにやる程度ならWindowsのメモ帳
- MacのテキストエディットなどOSに最初からインストールしてあるものも利用可能
Sublime text(サプライムテキスト)
恋に落ちるテキストエディタ
公式のキャッチコピーは「恋に落ちるテキストエディタ」一度使用すると他のテキストエディタに乗り換えられないくなるというものです。
多くのWebデザイナーやプログラマーが利用しています。
Sublime text、text2のバージョンがあり最新版は「Sublime text3」になっています。
Sublime text(サプライムテキスト)のメリット
1 インストール当初は無駄な機能がなく動作が軽い
2 拡張機能が豊富で自分なりに使い勝手を良くできる
3 満足のいく機能を無料で使用できる。
4 豊富なショートカットで作業が簡単
料金は無料と有料版があります。
対応OSはMac、Windows、Linux
ダウンロードする場合はこちらから「Sublime Text」
Atom(アトム)
Webフロントエンドを扱う技術者を中心に人気になっている。
プログラミング初心者から上級者までにお勧めできるテキストエディタです。
Atomおすすめポイント
- 無料で使えるのに高機能
- 拡張性がある
- 将来性がある
Atomをインストールする方法は下の記事の中に書いてあります、参考にして下さい。
秀丸エディタ
Windows向けに作られたテキストエディタで、高速動作、多彩なカスタマイズ、高機能なマクロ言語などが特徴です。
Tera Pad(テラパッド)
Windows対応のフリーソフトウエア、シンプルで軽快に動作するなテキストエディタです。
Vim(ブィム)
viから派生し、発展した高機能なテキストエディタ
viエディタ同様、キーボードで操作されることを前提にしたため、キーボードのみですべての操作が可能になっている。
状況に応じてモードを使い分けることでテキストを編集して、小さなコマンドを組み合わせて作ることにより多種多様な機能を実現する。
Windowsのメモ帳
Windowsに付属するテキストエディタで、低機能な部類に属します。
メモ帳は漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベットなどのテキストを入力してメモ書きとして使ったりフォントサイズを変更して簡単な文書を作成・印刷することができます。
子供向けのプログラミング言語
子供向けの簡単なものから上級者向けのものまでさまざまな言語が開発されています、近年では子供向けのプログラミング教室も増えてきている
Scratch(スクラッチ)
子供向けに開発された言語、8歳から16歳を対象
Webブラウザ上で開発ができる、専門の開発環境を整える必要がなく、オンラインでも開発ができる。
プログラミン
文部科学省が子供向けに開発した
Webブラウザ上で開発ができる独自URLで公開ができる、パズルゲームのような感覚でプログラミングの概念を習得できる
Viscuit(ビスケット)
動く絵本を作りながら学習ができる
慣れてきたらRubyのような実用的ではあるが難易度の低い言語も
プログラミング言語によって出来ることが変わる
プログラム言語にはスクリプト言語とコンパイラ言語がある
スクリプト言語
スクリプト言語は、JavaScript、Python、Ruby、PHPなどでソースコードをその場でコンピューターが翻訳してくれるので書いたコードがその場で実行されます。
スクリプト言語がすぐに実行され結果が確かめられるのでこちらを先にやるのがお勧めです。
コンパイラ言語
コンパイラ言語は、C、C++、C#、Javaなどでソースコードを事前に時間をかけてコンパイル(機械の言葉に変換)する必要がある言語です。
お勧めプログラミング言語
Python 人気急上昇中の言語
コードが非常にシンプルで量も少なく誰が書いても同じコードになるため読みやすい特徴がある。
You Tube、Evernote、Instagramなど有名なサイトの開発に用いられている。
応用範囲の広さ、学習の容易さ、将来性の高さがある言語
Pythonで出来ること
- Webアプリケーションの開発
- 人工知能の開発
- 統計の分析など
- IOTに関わるシステムの開発
人工知能の開発は将来に渡って技術発展が見込まれる分野なので需要も高まるでしょう。
コードがシンプルで書くコードの分量は少なくて済むので初心者にも学習しやすい言語の一つです。
Java Script エンジニアの必須言語
Webサービスを使うユーザー側の動きを作るために使われるプログラミング言語で、スライドショーで動かす、文字が動くなどの動きを加えます。
HTML5、CSSと組み合わせてiOSでもAndroidでも使えるアプリが開発できるのも特徴です。
PHPデータ処理をするためのプログラミング言語
初心者にも薦めたい言語
PHPは文法が分かり易くマスターすればHTMLと組み合わせて使うことができます。
記述の容易さから多くのアプリケーションが開発されていますWordPressもその一つです。
アプリ開発の場合開発したいアプリの種類によって学ぶ言語が変わる
iOSアプリの場合はSwiftかObjective-C
iphoneやipadで動くアプリを開発する場合にはSwiftかObjective-Cが良いでしょう。
Swift Appleが開発したまだ新しい言語
Appleが開発した言語ですので対象のOSはマックOS、iOSになります、iphoneやipadなどの端末やマックのパソコン向けのアプリを開発することができます。
Objective-Cはこれまで使われていた言語
現在でも使用されている言語ですがSwiftがこれに変わる言語として登場してきました。
今から勉強するのであればSwiftがお勧めですね。
Android向けのアプリを開発 JAVA
JAVAは世界中で使用されている、習得したい言語1位
JAVAの人気の秘密は「多くの現場で使用されている」「OSに依存しない」などの理由がありますが、OSに依存しないのが大きな理由だと思います。
作成したソフトが動く環境を考えるのが、プログラムを作成する者にとって、一番に考えるところだと思います
Windowsで動くアプリを開発する場合
C++言語とJAVA
C++は汎用プログラミング言語の一つです派生元のC言語の特徴・機能を継承しつつ表現力と効率性の向上を図りました。
C言語のようにハードウェアを直接扱うような下層向けの低水準言語としても、複雑なアプリケーションソフトウェアを開発するための上位層向けの高水準言語としても使用可能です。
MACで動くアプリを開発する場合
JAVA、Swift、Objective-C
Webアプリの場合はRuby
Rubyは日本で開発されたオブジェクト指向スクリプト言語
オブジェクト指向言語なのですべてのデータがオブジェクトとして表現され、継承といった機能を使うことで記述するコードの量が少なくなります。
HTML/CSSは基本中の基本
ウェブページの構造や装飾を指定する
ホームページやブログを作ったりするときに各要素の意味や情報を定義したりスタイルを指定する時に使用する言語です
これからプログラミングを習得しようと思う場合にはここから始めた方がいいと思います。
習得する方法として「ドットインストール」がお勧めです。
説明も丁寧で分かり易いです。
プログラミングを初心者が習得するためには何が必要か
どんなものを開発したいのか明確な目標があると言語を選びやすいと思います。
しっかりと目標をもってプログラミングの学習をしましょう。