
どのようにしてサイトが表示されるのか
私たちが普通にWebサイトを閲覧していますが、どの様にしてサイトが表示されるのでしょうか。
閲覧するためにはブラウザが必要
まず最初にWebサイトを閲覧するためには「ブラウザ」が必要になります。
ブラウザはインターネットを閲覧するためのソフトウエアーです、コンピューターやスマートフォンに搭載されています。
Windowsであれば最新は「Microsoft Edge」や今までの「Internet Explorer」が搭載され、MacやiPhoneなどでは「Safari」が標準で搭載されています、Androidには「Google Chrome」が標準搭載されています。
このように標準で搭載されているブラウザの他に「Firefox」「Opera」のようにブラウザの会社が開発した物があります。
基本的にはサイトを閲覧するための目的では各会社とも大きな差はありません。
ユーザーの好みと仕事の関係で標準以外のブラウザをインストールして利用することがあります。
ホームページのアドレスを表すドメイン
インターネットを利用していると上の方にhttp://やhttps://で始まる「○○ne.jp」「○○.com」などを見ると思いますが、これらのアドレスを「ドメイン」といい使っているPCの住所となります。
ドメインは同じものが二つと存在しません、どこかで使われているドメインは利用することができません。
PCやサーバーのアドレスは本当は数字
PCやサーバーに割り振られているアドレスは、数字を「.(ピリオド)」で区切る四つの数字の構成で出来ています。
「○○.ne.jp」のホームページは「196.131.156.142」ですよこの数字を「IPアドレス」といいPCやサーバーなどに割り振りしています。
でもこのIPアドレスの数字だけだとホームページと記事の内容が分からないし、覚えずらいので、人が分かりやすいように「ドメイン」を利用しています。
このドメインと数字の羅列(IPアドレス)を「DNS(Domain Name System)サーバー」という処でドメインとIPアドレスを紐付けして管理しています。
Webサイトのデーターを何処が配信するのか
インターネット上にホームページを公開するためには「Webサーバー」が必要になります。
サーバーはデーターをオンライン上に置いておくためのコンピュータを意味します、サーバーには色んな種類があり「DNSサーバー」「データサーバー」「メールサーバー」などがあります。
パソコンでhtmlやCSSを使って記事を作成し、ホームページを作ってもWeb上には公開できません。
公開するためにはオンラインの領域にデーターをアップロードする必要があります、そのオンラインの領域がWebサーバーになります。
ページが表示される仕組み
「ブラウザ」にパソコンで作ったWebページを表示するには、サーバーとパソコンの間で何度もデータのやり取りをしています。
表示までの流れは
①コンピューターにURL(ドメイン名)を入力するとDNSサーバーに送られる
②DNSサーバーがIPアドレスをコンピューターに返します
③IPアドレスを基にWebサーバーにアクセスします
④WebサーバーはURLに掲載されている情報をコンピューターに返します
サーバーから返された情報を受信したコンピューターの画面にWebページとして表示されます。
プログラミングに使用される言語には
プログラミング言語とは
人間がコンピューターに命令を指示するために作られたもので、コンピューターが正しく解析できるように設計されている。
多くの場合、構文上の間違いは許されず、プログラミング言語の文法に厳密に従った文法で入力しなければならない。
プログラミング言語を習う前にこれを覚えよう
htmlとCSSはサイトを作る上において重要でこれを知らないとプログラミングできないと言われるもの、基本中の基本のようなものです。
html
htmlはHyper Text Markup Language(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)の略で、文章をWebページに表示させるために持ちいるものです。
htmlには現在も更新が繰り返され現在のバージョンはHTML5.2が新しいものになっています。
htmlはブラウザがあればすぐに書けて表示結果が見えるので覚えるまでの難易度は高くありません、Windowsであればメモ帳を使てもブラウザに表示させることができます。
CSS
CSSはCascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート)の略でWebページの見た目や構造などのスタイルを変化させるように指定をするものです。
htmlと組み合わせて、簡素的になってしまうものを色を付けたりして使い勝手を良くするために使います。
これもバージョンアップが図られCSS3が新しいものになっています。
ブラウザに種類によっては新しいCSSが機能しないものがありましたが、ブラウザの向上によりCSSの新しいバージョンも利用できるようになりました。
CSSはHTMLと共に習うもので取り組みは簡単です、覚える言語が多岐にわたるので覚えるのは多少大変です。
プログラム言語ごとに作るものが違う
プログラミング言語には
- JavaScript
- Java
- Swift
- PHP
- C++
- C#
- Python
- Rudy
- R
などがあります。
この言語には、言語によって使えるものが違ってきます、そのことを踏まえて言語を選んでいきましょう。
Java Script
JavaScript はhtmlやCSSと並んでよく使われますほとんどのWebサイトには何らかの形で使われていると言っても過言ではありません。
Webサイトにおける動きのあるものに使われています。
Webアプリケーションやスマートフォンのアプリの開発にも使われています。
取り組むのは簡単です、応用範囲が多岐にわたるので言語学習難易度は多少高くなります。
Java
Androidアプリの開発に有利です。
Javaは世界的にも人気があります、人気の秘密はOSに依存しなくても開発が出来ることです。
汎用性がありどんな環境でもソフトを動作させることができます。
難易度は、パソコンに開発するための環境をインストールする必要があります、プログラムを実行するためにコンパイルというマシン言語への翻訳作業が必要となるためにコンパイルの段階でつまずくことがある
開発者が多くいるために記事も多く参考にすると便利
Swift
iPhoneアプリの開発に有利です。
Java同様、パソコンに開発するための環境をインストールする必要があります、プログラムを実行するためにコンパイルというマシン言語への翻訳作業が必要となるためにコンパイルの段階でつまずくことがある
JavaやSwift、C++などは開発するための環境設定が必要な言語は初心者には難易度が高いと言えます。
PHP
PHPはWeb開発で使用されるスクリプト言語で、htmlやCSSと一緒に記述することができます。
WordPressのカスタマイズも行うことができます。
C++
C言語の拡張版として開発されたプログラミング言語です。
C言語より開発効率が向上していて、C言語との互換性もあることから開発でC言語と一緒に使われることがあります。
C言語はプログラミング言語の中でも歴史が長い言語です。
C言語はOSやソフトウエア、ロボットの開発やIoTなどで使われています。
C#(シーシャープ)
Microsoft社が2000年に開発した言語で、C++とJavaの優れた点を併せ持つ言語です。
CやC++と関連があるように見えますが異なりますが、C言語と似た文法があるためC言語を学んだ方には学習しやすい言語です。
Python
人工知能分野で利用されるため近年人気のある言語です。
コードの分量が少なく、読みやすいことが特徴で文法もシンプルなため他人が書いたプログラムでも読み取り易く便利なプログラム言語です。
Webアプリケーションや人工知能の機械学習などで使われています。
Ruby
ホームページなどWeb上で利用するシステムを効率よく開発できる言語です。
日本で開発された言語ですので、他の言語が基本的に英語で情報提供されるため、英語で読み取る必要がありますが、Rubyは日本語で最新の情報を得ることができるため活用しやすいメリットはあります。
今後成長するプログラミング言語
Googleが開発したGo言語
2009年にGoogleが開発した言語でGoogle社内でソフトウエア開発の生産性や拡張性の向上のために開発されたオープンソースのプログラミング言語です。
機能がシンプルでコードの表現のばらつきが少なく読みやすくシンプルな機能を組み合わせることから高い機能性が実現、拡張性に富んでいる。
Go言語はGoogleが推奨している言語ということもあり徐々に普及してきています、初心者でもシンプルなコードで覚えやすく比較的スムーズに学習していけます。
処理速度が速いためパフォーマンスを求められる所に採用され、PHPが苦手とする並列処理やエラーチェックが得意で、IOSをサポートしているためAndroid、iOsどちらでも対応できる強みがあります。
Kotlin(コトリン)
Googleが公式のAndroid開発言語に採用しています。
Javaと互換性があり、Javaよりもコードや記述ルールが簡単でエラーを回避しやすい安全性が高い言語です。
KotlinはJavaよりもシンプルなコードで書きやすく、文法も分かり易いため初心者にも比較的学びやすい言語です。