ひまわりと少女

モーニングスターを使って銘柄を選ぶ方法!

投資信託の銘柄はもの凄く多い

投資信託を始めたいけど、あまりにも銘柄が多くて、どれに投資をしたらいいのか迷ってしまいます。

投資信託協会のデーターによれば販売されている投資信託の数は2015年の時点でも6000本近い数に上っています、その中から自分に合ったものを選ぶのはとても根気のいる仕事だと思います。

そこで、投資信託の評価機関でもある「モーニングスター」を使った投資信託の選び方を紹介していきます。

このモーニングスターは投資信託(ファンド)の評価機関で1998年の創立以来、一貫して投資家主導の確立を支援しています、ファンドの運用実績のランクを星の数で示している「モーニングスターレーティング」や優れている運用実績・マネジメントのファンドに送る「ファンド オブ ザ イヤー」などは販売会社や投資家に幅広く活用されています。

モーニングスターを使ってみる

まず、モーニングスターを使いたいので、検索欄に「モーニングスター」と入力して検索します、だいたい一番上に表示されますのでそれをクリックします。

一番上に来ていない場合は、ドメインを確認してクリックしましょう。

投資信託の銘柄を選ぶ!選択の要領

モーニングスターの最初の画面が出てきたら、右上の3つの枠の真ん中の「詳細条件でファンドを検索」をクリックします。

「詳しく条件を指定して検索(詳細検索)」の画面が出てきますので、ファンドタイプを指定します。

国内の大型株を扱っている投資信託から銘柄を選ぶ

検索の手順

① 国内大型バリューをクリックして「Chift」を押しながらグロースをクリックするとその間が全部選択されます。

② カテゴリーの下のファンド種類の「ETF・DC専用・SMA専用を除く全ファンド」のチェックがされていることを確認してから「検索する」をクリックします。

ちなみに「Ctrl」を押しながらクリックするとクリックしたところだけが選択されていきます。

③ 「検索する」をクリックする。

バリュー、ブレンド、グロースとは?

バリュー:株価が低い状態で放置されている割安株、企業などでファンダメンタルス(基礎的要件)が良いにもかかわらず放置されているものを示す。
グロース:成長株、業績が良くて株価が高く評価されていることを示す。
ブレンド:その両方を組み入れている。

大型・中型・小型の違いは

この違いは東証一部のおよそ1700銘柄を時価総額の大きさと流動性の高さで東京証券所がランキングを作り大・中・小と区分分けしたものです。

大型株:上位100位までの銘柄株
中型株:400位までの銘柄株
小型株:それ以外の銘柄が小型株

チューリップ畑

運用の目的でリターン重視かコスト重視かに分かれる

漠然とした考えでは失敗する銘柄選び

自分は投資をしてどれくらいの期間で利益を得たいのかを考慮しないと銘柄を選ぶことが難しくなります。

投資信託には色々なものがあり、リスクを冒してもリターンをより多く得ようとするアクティブ型や出来るだけコストを抑えたインデックス型などがあります。

短期間運用するならリターン重視

3年から5年くらいの期間で利益を追求したいのであればリターン重視でアクティブ型の銘柄を選んで運用していけばリターンが望めます、ただし、アクティブ型は信託報酬が高めになっていますので長期間保有していると元本割れを起こすかもしれません。

長期間運用するならコストを抑えて

5年や10年くらいの長期間は資金を使う予定がない場合はコストを抑えてインデックス型の銘柄を選定した方がいいでしょう。

リターンは低くても長期間保有する事で複利効果も出て知らないうちに資産が増えていることになります。

リターン重視の銘柄を選ぶ要領

リターンを選ぶときは長期から

ファンド検索結果の画面になります、表示項目の「スナップショット」の所をクリックして「リターン(長期)」をクリックして出します。

短期のリターンに目が行きますが、長期的に見てリターンが出ている投資信託はそのファンドマネージャーの運用が良いと言えます。

リターン(長期)の画面が出てきたら右側の「10年(年率)リターン」をクリック、もう一度クリックして、リターンの横の▲マークが▼下向きの三角になるようにします。

この下向きの三角はリターンの高い順から表示していますので、必ず下向きの三角になるようにしましょう。

次に比較の下のチェックボックスにチェックを5つ入れて「比較する」をクリックします。

ファンドの比較で確認するところ

リターンの高い方から5つを選んで表示されたら、まず確認すべきところは下の5つです。

  1. 信託報酬
  2. 償還日
  3. トータルリターン
  4. シャープレシオ
  5. 標準偏差

信託報酬(保有期間中に継続してかかる手数料)

投資信託を運用・管理してもらうための経費、投資信託を保有している間はずっと投資者が支払い続ける費用(手数料)の事です。

運用会社、販売会社(証券会社や銀行など)、信託銀行などに支払われる手数料の事で、運用成績が良くても悪くても確実に支払われる手数料です。

ただし、投資者が直接支払うわけではなく、信託財産の中から毎日「純資産総額に対して表示されている%分」が差し引かれています。

信託報酬は種類によって異なりますが、一般的にインデックス型が低く、アクティブ型が高くなっています。

インデックス型とアクティブ型

インデックス型:日経平均株価やTOPIXなどの指数(ベンチマーク)に連動する動きを目指すファンド機械的に処理をするので信託報酬が安く抑えられる。

アクティブ型:ファンドマネージャーなどの運用を行う専門家たちが銘柄の分析、選定、組み入れ比率や売買のタイミングを検討して運用しインデックスを上回る成績を目標にしています、そのためインデックスよりもハイリスク・ハイリターンになり易く、またファンドマネージャーなどが関わるのでコストがかかる。

償還日(投資信託が終了する日)

ほとんどの商品が「無期限」になっていますが、中には期限が決まっているものもあります、よく点検しておかないと購入してすぐに償還日になって運用が終了してしまうかもしれません。

償還日はその投資信託が終了する日を表しています、保有の期間が最低でも4~5年ほどあるような商品を選びましょう。

運用成績が悪化した場合や資産が少なくなったりして運用できなくなった場合は償還日前でも繰り上げ償還されることがあります。

投資信託の資産が目減りし続けている場合は購入しない方が無難です。

トータルリターン(数字は大きい方がいい)

長期10年の方から確認する

10年から確認していきます、長期間運用しても利益を上げているファンドが良いファンドだと言えます。

トータルリターンとは一定期間内に投資商品への投資から得られた総合収益を挿します、譲渡益だけでなく、再投資された分配金などが含まれます。

こうした利益の合計額を投資コスト(購入価格)で割って%(パーセンテージ)で表しています。

トータルリターンは投資信託の運用成績を表す時に用いられます、分配金をすべて再投資したと仮定し、ある一定期間の分配金込みの基準価額の騰落率を年率で表しています。

基本的に数字の大きいものがリターンが大きい

シャープレシオ(数字は大きい方がいい)

リスクとリターンの判断指標の事、数値が高いほどリスクを取ったことによって得られたリターンが高い(効率よく収益が得られたこと)ことを意味しています。

投資対象を比較する時に役立ちます、数字が大きいほど「リスクのわりにリターンが大きい」「効率よくリターンをあげている」「運用成績が優れている」事を示しています。

リターンの水準が同じであれば、取ったリスクが小さいほどシャープレシオは大きくなります。

取ったリスクが同程度であれば、リターンが大きいほどシャープレシオは大きくなります。

標準偏差(数字は小さい方がいい)

一般的に統計学では散布度(バラツキ)を計測する手法の一つですが、投資信託では金融商品のリスクを数値化する際に使われます。

ある一定の年数を設定して、騰落率の平均値を求め、年ごとのリターンから平均値との差(偏差)を求めます、その偏差を二乗して一定期間の年ごとの偏差を合計し、それを年数で割って平方根を出します、これがリターンとのブレを示す標準偏差になります。

この数値が大きいほどリスクが大きく、小さければリスクも小さい事になります。

求め方は難しくて分かりませんが、数値が小さい方がいいということを覚えておきましょう。

青空と梅の花

コスト重視の銘柄の選び方

画面左上の←(矢印)でファンド検索結果の画面に戻り表示項目の欄を「コスト」に変更します。

コストの低い順に表示されていますので、チェックを入れて比較をクリックします。

選ぶ項目は変わりませんが、コストが低いものには運用実績が短いものがあります。

1年ぐらいの運用で先行きが分からないものを購入するのは不安がある方は、3~4年運用しているファンドを購入する方がいいと思います。

レーティングで比較してみる

リターン重視の銘柄とコスト重視の銘柄を選んだらレーティングで比較してみましょう。

表示項目を「レーティング」に合わせて、選定した銘柄にチェックを入れて「比較する」をクリックするとチェックした銘柄が並んで出てきます。

自分に合った投資信託を選ぶ

自分の生活や性格などを考えて自分に合った投資信託を選びましょう、リスクを覚悟でリターンを取るか、コストを出来るだけ抑えて長期間保有して複利効果で資産を増やしていくか。

投資で失敗しない方法は分散投資

投資をする場合は分散投資をしてリスクを減らす話をしました、投資信託を選ぶ場合も同じカテゴリーの投資信託に集中して投資するのではなく、国内外のいろんなカテゴリーの資産に分散して投資します。

考え方は国内の債券、不動産(リート)、株式、海外(先進国と新興国)の債券、不動産(リート)、株式に分散投資をします。

一つの投資信託で国内外の株や債券リートなどに投資しているものもありますが、多くの場合は株式や債券などに分かれています。

モーニングスターで選ぶ場合には

国内株式中・小型

大型株と中小型の株式の投資信託を持っていた方がいいでしょう。

国内債券

国内リート

国際株式・国際債券

先進国はグローバルで、新興国はエマージングで検索します、(為替ヘッジ有・無)については「ヘッジ」は回避するという意味で、為替の変動による損失を回避する事を言います。

為替ヘッジ無:円安(外貨が円に対して上昇する事)となった場合、為替益が得られる。

為替ヘッジ有:外国為替レートの変動の影響はほとんど受けないが、ヘッジするにはコストがかかるので注意が必要!

モーニングスターを使って銘柄を選択する方法!まとめ

信託報酬:運用中にかかる手数料、%で表示している、毎日資産の中から支払われている。

償還日:最低でも4年くらいの期間があるものを選ぶ。

リターン:10年の方から点検する、近況のリターンより長い期間利益を出している方が信用できる。

シャープレシオ:数値が高い方がリスクを考慮しての収益が高いと言える。

標準偏差:数値が低い方が安心、リスクが少ないと言える。

モーニングスターを使って銘柄を絞り込むことは出来ても一つに決めることはまだ難しいと思います、次は銘柄の目論見書や決算報告書などの見方を教えます。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事